2018年10月27日

ダニ パンケーキシンドローム パンケーキ・ホットケーキで死ぬ!?パンケーキ症候群

いやいや、、、もう怖くて
パンケーキやホットケーキ・お好み焼きを食べたくない(笑)

パンケーキ(英語 pancake)
穀物の粉を混ぜて作る液状の生地を、パン(鍋)またはそれに類する平坦な調理器具を用いて調理する平焼きの食品に対する総称。日本語でホットケーキと呼ばれるものを指す場合が多い。
ダニ ホットケーキ パンケーキ 粉もの

NHK「きわめびと」ダニ撃退法で知った!パンケーキシンドローム


まずは 
NHK「きわめびと」【正しいダニの撃退法の極意】の概要
http://www.nhk.or.jp/kiwamebito-blog/

<生きているダニの弱点は “熱”>
生きているダニの弱点は、ずばり“熱”。50℃なら20分から30分、60℃なら数秒で、ダニは死にます。
衣類・シーツ・枕カバーなどは、家庭用の乾燥機。自宅に乾燥機がない場合や毛布・タオルケットなど大きめのものは、コインランドリー。ふとんの場合は、ふとん乾燥機。ただ、ふとん乾燥機は、乾燥マットからはみ出たところにダニが逃げこむので、ふとんの隅々まで熱を加えましょう。熱をかけにくいカーペット・ソファー・畳などは殺虫剤を使って撃退しましょう。


<死んだダニやふんは“週1で”>
ダニの死骸やふんは、吸い込むとアレルギーの原因になります。ダニは、卵の期間がおよそ1週間あり、卵からかえるとすぐにふんを出します。そのふんを取り除くために、週1回の洗濯や掃除が効果的です。ふとんなどの寝具は、エサとなるフケやアカが付きやすく、ダニが繁殖しやすいため特に念入りに掃除しましょう。ふとんに掃除機をかける場合は、ふとん専用のヘッドを使い、1平方メートルあたり20秒を目安にゆっくりと隅々まで吸い取りましょう。

っていうのが メインの話なんですが、、、
私が一番気になったのが、、



パンケーキシンドローム パンケーキ症候群


(ヤケヒョウヒ)ダニはケーキミックスやお好み焼きの粉のたんぱく質が大好きで、粉の中で大量に繁殖することもある。
色が白・半透明なので見てもダニがいることが分かり難いので食べてしまう
ダニは死ぬが、死骸が原因アナフィラキシーショックや呼吸困難や死にいたることも。

いわゆる 

パンケーキシンドローム パンケーキ症候群 或いは ホットケーキシンドローム お好み焼き症候群

である


ヒョウヒダニ類は、、
室内塵から最も普通に検出されるダニ類で、
体長0.25〜0.4mm、卵形で、半透明な乳白色。脚はやや桃色がかっている。
温度25℃、湿度70%条件で、卵期 6.2日、幼虫期 10.7日、第1若虫期 8.6日、第3若虫期 10.7日で、卵から成虫になるまで約37日間かかり、成虫の寿命は約70日である 




パンケーキシンドローム パンケーキ症候群とは?

ダニが大量に繁殖した粉製品を摂取することで起こるアレルギー症状を指す俗称。
医学用語では「経口ダニアレルギー」と呼ばれる。
摂取後10分から45分ほどで発症することが多く、呼吸困難や意識低下などの重篤なアナフィラキシーショックを引き起こす場合もある。
ダニの死骸やふんもアレルゲンになり、加熱したとしてもアレルギー症状を避けることはできない。
1993年に米国で初めて報告され、日本では特にお好み焼き粉による症例が知られている
知恵蔵mini

ジップロック等の密閉袋に入れても、袋にこぼれてついた少々の粉が小さなダニにとっては大量のエサとなり繁殖する。そして 次に開け閉めする時に中にダニが入り込んでしまい、粉の中で繁殖すると言う。

対策として
ダニの好物、ケーキミックスやお好み焼き粉などの 粉食品は「密閉して冷蔵庫」に保管すべし (ダニは10度以下だと繁殖しないから)、、との事


ネット情報によると、、
開封後6か月食器棚で保管した「ホットケーキミックス」の中には
1グラムの粉からおよそ10匹のダニがいる! 
パンケーキに換算すると、1枚あたり500匹のダニを食べてしまう計算だ.


我が家にも 開封したお好み焼き粉の袋が常温で、、、、 即!廃棄ですね







ところで

チリダニに分類されるものには
ヤケヒョウヒダニ 以外にも コナヒョウヒダニ というのもいる
アレルギーに関しては同じである


中部大学応用生物学部 環境生物科学科
環境動物 須藤千春氏
http://alle-net.com/allergy/allergy-dani/allergy-dani01-2/
より抜粋

湿度25℃、相対湿度66%に保って、コナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニの増殖を比較した。
ヤケヒョウヒダニは発育・増殖できず死滅したが、コナヒョウヒダニは発育し、約30日後から急に個体数が増加した
コナヒョウヒダニは階層に関わりなく、10階まで生息が認められた。
ヤケヒョウヒダニは4階以上の家庭では極めて少なかった。すなわち、低階層の家庭は湿潤で、高階層の家庭は乾燥していると考えられた。 
  1. コナヒョウヒダニはヤケヒョウヒダニよりも乾燥に強い。近年の都市化や冷暖房の普及により室内湿度が低下し、コナヒョウヒダニの優占家庭が多くなっている。
  1. ダニ密度は室内塵量に比例している。したがって塵の除去、掃除がダニ対策の基本となるが、困難なことが多い。新しい作用メカニズムによる安全な殺ダニ剤の開発が望まれる。