2023年4月8日

中古パソコン 中古ノートパソコンを買う時の注意点と小ネタ

 ジャンクPC愛好家 旧古PC愛好家を自称しているので、職場の同僚などからアドバイスを求められる事が多い。


そこで 私なりの

中古パソコン 中古ノートパソコンの買い方

について書いてみます


中古パソコンを選ぶ際には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。


パソコンの目的は何?

中古パソコンを選ぶ際には、まず使用する目的・用途を確認しましょう
例えば、ビジネス用途であれば、Officeソフトウェアやビジネスアプリケーションを快適に動作させるために、CPUやRAMのスペックが中古ながらやや高めのものを選ぶ必要があります。web閲覧やyoutubeを視聴する程度であれば 比較的スペックの低いものでも問題ないです。

販売店や販売者を信頼する

ハードオフなどでジャンク品を購入する場合を除き 信頼できる販売店や販売者から購入することで、品質の安定性やサポートなどについて一応の安心を得られます。

USB Type-C規格については、CPUとは直接関係がなく、マザーボードや外部接続デバイスなどの仕様に依存します。

パーツの交換が可能か確認する

自作PCに興味があったり、手先が少し器用なら 購入後にご自分でパーツの交換する前提で選ぶ事も面白いです。
例えば、HDDからSSDに交換することで、体感速度はかなり高速化します。
メモリを増やせば 動作が安定します。
しかし 一部の中古パソコンにはパーツの交換が初心者には難しいものもありますので、事前に確認しておいた方がよいでしょう!。



ではもう少し突っ込んだ

PCのスペックの話 


CPU

極端な話として ここ10年くらい前後以降に発売されたパソコンなら それなりに動きます。 搭載されたCPU (Intel CoreシリーズとCeleron)の世代による性能差は当然ありますが、、そこまで違いはありません。

中古市場で数多く出回っているCPUは Intel製です。
特に理由がなければ Intelをえらんだ方が無難です。

以下中古製品を対象とした場合の 
Intel CoreシリーズとCeleronの違いについて

コア数とスレッド数

Coreシリーズは、コア数が2つ以上で、さらにハイパースレッディング技術によりスレッド数が2倍になります(そうでない製品もあります)。一方、Celeronは、コア数が1つまたは2つで、ハイパースレッディングに対応していません

キャッシュメモリ

Intel Coreシリーズは、大容量のキャッシュメモリを搭載しており、高速な演算処理を実現しています。一方、Celeronは、キャッシュメモリ容量が少なく、演算性能に制限があることがあります。


総合的に見ると、
Intel Coreシリーズはそれなりに高い演算性能を求めるユーザーや、重めのアプリケーションが必要な場合に向いています。
Celeronは、低価格帯でのパソコンや、軽いタスクの処理に向いています。

しかし 中古市場で Core iシリーズとCeleronの価格差を考えれば  Core iシリーズ一択ではないでしょうか?
(web閲覧やyoutubeを視聴する程度しか 本当に使わないなら価格差考慮してでセレロンの選択はあり得ます)

Core i3 i5 i7 の違いは?

*第9世代までの特徴です

コア数とスレッド数:
Core i3は2つのコアと4つのスレッド、Core i5は4つのコアと4つのスレッドまたは6つのスレッド、Core i7は4つのコアと8つのスレッドまたは8つのコアと16つのスレッドを持っています。コアとスレッド数が多いほど、同時に実行できるタスクの数が増え、処理速度が向上します。

クロック速度:
Core i7は一般的に最も高いクロック速度を持ち、Core i5、Core i3の順に低下します。
(ただし、クロック速度だけでパフォーマンスを判断することはできません。)

キャッシュメモリ:
Core i7は一般的に最も多くのキャッシュメモリを持ち、Core i5、Core i3の順に少なくなります。より多くのキャッシュメモリを積んだ方がは、パフォーマンスを向上・改善します。



読んでわかるように、i3 i5 i7と数が上がるごとに高性能化します
(ただし、使用目的や予算に合わせて適切に選択するべき)

インテル CPU Core シリーズの世代の見分け方


インテルCPUの世代は、最初の数字でわかります

最初の数字 例えば、
Core i5-2500は第2世代のCPUです。
Core i7-6700Kは第6世代のCPU


ここから本題!!

CPUの世代とメモリ規格とUSB規格の関係


Coreシリーズ世代メモリ規格USB規格
第1世代 第2世代DDR32.0
第3世代 第4世代 第5世代 DDR33.0(USB 3.1 Gen 1) 
第6世代~第11世代DDR43.1 Gen 2

注意点
CPUがサポートしているUSB規格と、マザーボードの搭載するUSBコントローラーの仕様が異なる場合があるため、詳細についてはマザーボードの仕様を確認することをお勧めしますが、聞き覚えのあるメーカーの場合 ほぼ上記通りのきかくだと思って大丈夫です

USB 2.0とUSB 3.0の違い

1.転送速度の違い:

USB 2.0は480 Mbpsまでの転送速度をサポートしていますが、USB 3.0は最大5 Gbpsの転送速度をサポートしています。これは、USB 3.0がUSB 2.0よりも単純に10倍高速!。

2.電力供給の違い:
USB 2.0ポートは最大500 mAの電力を供給、USB 3.0ポートは最大900 mAの電力を供給できます。外部デバイスを充電する時や動作安定度に関して、3.0が2.0より効率的。


windows11対応は?
第8世代以降のCPUが必要です
それ以前でも対応可能な場合がありますが、お勧めしません。


中古パソコンでお勧めのCPUの結論

予算によるが 第3世代以降 又は 第6世代以降のCPUを選ぶ

要は
極論として インテルのCPUは

第3世代~第5世代 は同じような性能
第6世代~第8世代 は同じような性能
なので 上記世代帯の場合
世代差より メモリ容量やHDD・SSD容量で判断した方が良い
言い換えれば 価格が安めの 第3世代 第6世代狙いでもOK



windows11が必須なら 第8世代以降のCPU


必要なメモリ容量は?

必要なメモリ容量は、一般的には、最低でも4GB、推奨では8GB以上のメモリが必要とされています。
しかし 体感的なPC性能は、メモリ容量に大きく依存します
特に理由がない限り 最低でも8GB以上のメモリと思って貰えると幸せになれます。


必要な HDD SSDの容量は?

画像や動画を沢山保存するなら1TB以上

もし あなたが2TB以上必要だと考えるなら、
データをパソコンに保存せず 外付けのHDDやSSDに保存した方がPC故障を考えると安全です

HDDとSSD どう違う どっちが良い?

HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)は、同じストレージデバイスの種類ですが 違いがあります

HDD:磁気ディスク

比較的安価で大容量。書き込み・読み出し速度がSSDに比べるとかなり遅い。衝撃や振動に弱い。
故障前に異音等の予兆がでる 故障後もデータの復旧できるの可能性がSSDよりかなり高い


SSD:フラッシュメモリ

ハードディスクに比べてかなり高速でアクセスできる。 耐久性が高く、衝撃や振動に強い。HDDに比べ比較的高価で容量が少ない場合がある。
故障の予兆がなく いわゆる突然死する 故障後のデータ復旧もHDDに比べて困難


中古パソコンの場合 HDD・SSDともに新品と交換されている場合がある
(故障対策とデータ漏洩防止の為)



最終結論


CPU
インテルCPU Coreシリーズが良い
i3よりi5 i5よりi7が高性能だが 用途と予算のバランスが大事
→とりあえず i5は汎用性が高く コスパは良い

メモリ
8GB以上

ストレージ
SSDが体感でHDDより5倍速いので 大容量のHDDより少容量(256GB以上)のSSDが満足度が高い
大量のデータは外付けHDDやSSD などに保存


追記
ショップによっては メモリ容量の追加 HDD→SSD交換など対応しているので確認した方が良い!


【中古パソコンショップ Be-Stock】