2020年6月21日

シネレンズをミラーレスカメラで使う! 

シネレンズを購入したので
[シネレンズとスチールレンズの違い]や[買い方]
など下書き的な記事です。(後に加筆します)

注意:因みに当記事で言うシネレンズとは フルサイズ対応のレンズで、C・Dマウントのレンズの事ではありません

坂口安吾氏 http://hohsi.exblog.jp/14499809 記事と一切関係無し


大げさな表現なのかもしれないが、、
「シネレンズは、解像力やコントラストなどの性能で写真用のレンズを圧倒する」
「シネレンズは、ボケも美しい」
、、っと言われています(私は使った事はありませんので伝聞)

しかし、
シネレンズは1本数十万円~数百万円までとやたら高価です。




いや 高価でした 

数年前から海外のメーカーが廉価又は格安のシネレンズを発売し始めました。(安価なシネレンズの先駆者は SLR MagicやSamyang)
それに刺激を受けたのか?日本のメーカーもボチボチ、、と格安シネマレンズを出してきています。
従来の高価なシネレンズは重く大きなレンズでしたが、格安シネレンズは普通のスチールレンズのようにミラーレスに装着して十分に持ち歩けます。

例えば 85mmf1.8クラスのフルサイズミラーレス用レンズは、概ね400g~700g程度です(某中華系レンズの場合900gを超える大型レンズもあります)
最近のシネレンズは 概ね600g~+α程度、普通のスチール用レンズの重いクラスと同等と言えます、決して軽くなないですが従来の巨大で重いというイメージを払拭できるのではないでしょうか?
*焦点距離の短めのレンズは いまだに重め・大きめの傾向はあります。

では なぜ 
軽量化でき従来に比べ大幅に安く販売できるのか?
実は、基本構造が通常の写真用レンズと同じ(流用)だからです。

要は
最近発売された格安のシネレンズは基本的に写真用と同じ!
なのです



シネレンズとスチールレンズの違い


格安シネレンズは写真用レンズと基本構造が同じですが 
違いう所もあります

https://news.nicovideo.jp/watch/nw6004530 T1.5のシネレンズ

レンズの絞り表記のF値とT値の違い

スチールレンズの絞りは[f値]で表記されますが、シネレンズはT値となります。
ここで気になるのは[f値][T値]の違いですね
f値はレンズの光学系の計算上の値(メーカーやレンズの質により実際の透過率は違う)です。 
その為「このレンズf1.8なのに何だか暗いなぁ、、」っという事があります。
T値は透過率も考慮して算出されるため、正確な明るさを求めることが可能で、同じT値ならメーカーやレンズが違っても同じ明るさだという事になります。

レンズにギアが付いている

そもそも論になりますが、シネマレンズはその名のとおり映画撮影に使用するためのレンズです。つまり動画用なので細かなフォーカス調整が常に必要になります。
また、絞りの微調整の為 絞りリングがレンズ側ついていて微調整が簡単です。そのスムーズな操作の為にギアがついています。 

フォーカスがMF

AFではなくMFです(すべてを確認した訳ではないが、、)
AFでサクサク撮影したい方には不向きですね。

シネレンズは買いなのか?

繰り返しますが、最近の格安シネレンズの基本構造は写真用レンズと同じなので、写真しか撮らないのなら わざわざ購入する必要性は感じません。

但し!! 
たま~に 少量の並行輸入品だったり、在庫調整でしょうか? 販売相場の半値以下で販売されている時があります。
MF撮影が苦にならない方、或いは将来的に動画撮影する可能性がある方などは、迷わず買いです!

私もそのタイミングでシネレンズを買いました
重要なのは 、
相場よりかなり安い価格で販売されていて 性能/価格比が良いなら、「シネレンズ」だという理由で躊躇するのは損!購入した方がお得だよと言う話です



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