2018年10月11日

Google+ が2019年8月で終了! 過去に終了したグーグルのサービスもついでに考える


Google、SNSサービス「Google+」を2019年8月で終了へ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1146955.html

 米Googleは8日(米国時間)、同社SNS「Google+」について、2019年8月をもってコンシューマ向けのサービス提供を終了すると発表した。
 サービス終了のおもな理由として、同社ではGoogle+のユーザーセッションの9割が5秒未満で離脱しており、エンゲージメントと使用率ともに低いためであることを挙げている。
 加えて、氏名やメールアドレス、生年月日、性別などを非公開設定にしていたユーザーについて、Google+ APIのバグによって、2018年3月に修正されるまでのあいだに、社外の開発者が閲覧可能になっていたことも発表。最大50万ユーザーが影響を受けたとしている。


 Googleによれば、同APIを利用した可能性のあるサードパーティー製アプリは最大438件あるが、悪用された証拠は見つかっていない。しかし、APIログは約2週間分しか保存されていないため、それ以前については不明となる。
 なお、サービスの終了はコンシューマ向けのみで、法人向けのサービス提供は継続するとしている。
 本件に関連し、GoogleではGoogleアカウントの連携時により細かな共有データ情報の表示をユーザーに提示するなど、プライバシー保護関連の取り組みを強化すると発表している。

過去に終了したgoogleのサービス



Google Answers グーグルアンサー

ラリー・ペイジのアイデアから始まったプロジェクト。4年以上続いたが2006年に質問の受付を終了した。
Google Answersは、2.5ドルで質問をする権利が得られ、延べ800人以上という選ばれた専門家が回答者となる仕組み。4年以上にわたりサービスが提供されていた


Lively ライブリー

LivelyはWebサイトに埋め込んでブラウザ上に仮想世界を作り出すサービスで2008年に終了した。

そもそもLivelyはGoogleのブラウザChromeの上では使えなかったのだから、それが分かった時点でわれわれは今日を予測すべきだった

Google Glass グーグルグラス

高価すぎるソフトウエアに問題があり2015年1月に一般消費者向けの販売を中止
(2017年7月、グーグルの持ち株会社アルファベットが法人市場に特化した「グラス・エンタープライズ・エディション」を発表した。 まだ生きてる?)

Google Buss グーグルバズ

Twitterに類似したサービスでありあったがGmailに統合され2011年10月終了
Gmailのログイン画面から「Buzz」(「バズ」)を選択し、自分の書き込みを投稿する。Twitterのような文字数制限は無い

Google Reader グーグルリーダー

オンラインまたはオフラインでAtomおよびRSSのフィード(ブログやニュースサイトの記事)を読むことができたアプリ。2013年7月終了。

Google Video  グーグルビデオ

グーグル独自のビデオ配信サービス。2012年に完全に終了するまで、Youtubeと併存していた。
Googleによる無料の動画共有サイトであり、動画検索エンジンである。選択した動画をリモートのウェブページに埋め込むことができ、その際に必要なHTMLコードを提供しており、その点はYouTubeに似ている。これを使えば帯域幅が狭くストレージ容量も少ないウェブサイトで動画を豊富に利用できる。

Orkut オーカット

Googleの社員であるOrkut Büyükköktenにより、2003年に開設されたSNSである。
2014年9月30日にサービスを終了した。
ブラジル、インドで人気の高いSNSで、2010年6月の時点では利用者のほとんどをブラジル人ユーザーとインド人ユーザーが占めており、総ユーザー数は全世界で1億人を超えていた。

Google Health(グーグルヘルス)



個人の健康情報を一元化するためのサービスである(しばしばpersonal health recordとして知られている)。Googleユーザーは自身の健康記録をGoogle Healthのシステムに自主的に提供することが可能となる。2012年1月サービスが終了