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長寿県・沖縄に異変が起きている?その“食文化”と平均寿命の歴史
概要は
沖縄県の平均寿命が、男性は1975年に10位であったが、1985年には1位となり、その後急落して前回の調査では36位であったことがわかった。女性は30年間調査で1位であったが、前回の調査では7位に下がり、今回は16位であった。沖縄県の人々は長寿であると知られているが、実際には若者の寿命が短く、平均余命は75歳男性が全国2位、女性は1位である反面、20歳と40歳では平均寿命と同じ43位や15位であることが分かっている。つまり、沖縄県では若者が平均寿命を下げているということになる。
沖縄県が実施した「県民の健康・栄養調査」の結果、20歳以上の肥満率が男性41.6%、女性24.8%で、全国平均を上回っていることが分かった。野菜の摂取量も全国平均よりも少なく、肉が中心となっており、アルコールの消費量も多いという。また、このような食生活が働き盛りの30代から50代の平均寿命の短さと関連している可能性がある
沖縄県は、2040年に男女とも平均寿命日本一を目指している。また、飲酒については「節度ある適度な飲酒を」呼びかけている。新型コロナ感染拡大により、自宅で食事をすることが増え、外食文化が変化した。
これに対して あるコメントが気になった
沖縄県民が長寿である前提に疑問を投げかけていていて
要は
・戦前の合計特殊出生率が3.86で46位なのは不自然では?
・乳幼児の死亡数を勘案されていないのではない?
というもの
・戦前の合計特殊出生率が3.86で46位なのは不自然では?
・乳幼児の死亡数を勘案されていないのではない?
というもの
私も気になったので調べてみた
平均寿命
年 性別 ランク
1923 男 2位 女 1位
1928 男 15位 女 1位
1935 男 15位 女 2位
1923 男 2位 女 1位
1928 男 15位 女 1位
1935 男 15位 女 2位
(データ無)
1980 男 1位 女 1位
2020 男 43位 女 16位
1980 男 1位 女 1位
2020 男 43位 女 16位
沖縄は 昔は長寿県だね 今はそうでもないか?
合計特殊出生率
年 出生率 順位
1925 3.86 46位
1930 3.71 44位
(データ無)
1980 2.38 1位
2010 1.87 1位
戦前の沖縄は 子沢山のイメージと違うね
このデータが正しいものとすると 沖縄以外の地域で急激に出生率が下がった事により、沖縄が相対的にランキングが上昇した
1925 3.86 46位
1930 3.71 44位
(データ無)
1980 2.38 1位
2010 1.87 1位
戦前の沖縄は 子沢山のイメージと違うね
このデータが正しいものとすると 沖縄以外の地域で急激に出生率が下がった事により、沖縄が相対的にランキングが上昇した
っとも考えられる
出生力と家族にみる沖縄(沢田佳世)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsr/67/4/67_400/_pdf
によると
沖縄の人口は 1920年から1944年まで 約60万人で横ばい
沖縄の人口は 1920年から1944年まで 約60万人で横ばい
「出生力と家族にみる沖縄」では戦後(米国支配下)の人口増加についてふれているが、それ以前の人口が横ばいである事には触れていない
日本全体の人口推移は
1920(大正9年) 55,963,053
1940(昭和15年) 73,075,071 約30%増加している
沖縄は 人口が横ばいなのだ
出生率 ブビーグループ 平均寿命トップクラス ではそうなるのだろうか?
出生率 ブビーグループ 平均寿命トップクラス ではそうなるのだろうか?
子供は生まれないが なかなか死なない 沖縄県の人口は横ばい
お隣 鹿児島県は1920(大正9年)140万人から 1940(昭和15年)160万人になっている
お隣 鹿児島県は1920(大正9年)140万人から 1940(昭和15年)160万人になっている
ここで 出生率の人口増加について考える
子を産める年代は 15歳~35(40)歳程度であり それ以上の年齢の女性が多くても出生率には寄与しないはずだ、、、寿命と直接的には関係しない?
ソテツ地獄
大正末期から昭和初期にかけて、沖縄県が直面した経済的な苦境を表す言葉で「ソテツ地獄」というものがある
当時、主食であるサツマイモや米を確保できず、猛毒を含むソテツを常食とする状況まで陥っていました。
第一次世界大戦後の恐慌による世界的不況は、全国に大きな打撃を与えましたが、沖縄県で深刻な状況になった。
沖縄県の基幹産業である糖業(サトウキビ)が不振に陥り、移民・出稼ぎ者が増えた。
金融機関の倒産も相次いで発生しました。このような状況が改善されることなく沖縄戦)を迎えることにななった。
大正末期から昭和初期にかけて、沖縄県が直面した経済的な苦境を表す言葉で「ソテツ地獄」というものがある
当時、主食であるサツマイモや米を確保できず、猛毒を含むソテツを常食とする状況まで陥っていました。
第一次世界大戦後の恐慌による世界的不況は、全国に大きな打撃を与えましたが、沖縄県で深刻な状況になった。
沖縄県の基幹産業である糖業(サトウキビ)が不振に陥り、移民・出稼ぎ者が増えた。
金融機関の倒産も相次いで発生しました。このような状況が改善されることなく沖縄戦)を迎えることにななった。
ソテツ地獄のさ中 それでも沖縄長寿県だった? ← やや疑問
ソテツ地獄のさ中 だから出生率が最下位グループ? ←違和感なし
ソテツ地獄のさ中 だから出生率が最下位グループ? ←違和感なし
なんだか わからなくなったよw
移民・出稼ぎ者が増えると 平均寿命が伸びるのか?
移民・出稼ぎ者が増えると 出生率はどう変わる?← 若者が減るから出生率も減る?
移民・出稼ぎ者が増えると 出生率はどう変わる?← 若者が減るから出生率も減る?
移民の世紀
http://rca.open.ed.jp/city-2001/emigration/cont/e_1b.html
によると
によると
戦前の1899年(明治32)から1941年(昭和16)までの43年間の移民統計をみると、沖縄県の出移民数は7万2,227人
とある また
1940年(昭和15)の県民人口で海外に住む移民人口を割った出移民率は、10パーセント
ともある
よくわからんな、、、もう少し 色々調べて 続編を書く!
戦前の合計特殊出生率が3.86で46位が正しいのか?
それに伴う 平均寿命の疑問も、、
という最初にもどる
という最初にもどる