厚生労働省の推計によると、
団塊の世代が75歳以上になる2025年には約38万人の介護職員が不足するとの事介護業界の人材不足は大きな課題になってますね。
その対応策として、政府は介護ロボットの導入・やAI(人工知能)を介護に活用する動きが2017年6月「未来投資戦略2017」により加速!
沖縄の散歩写真と沖縄ローカル情報.旧古PC活用やエレキベースの話を中心に広く浅くダラダラ書いてる雑談系ブログ。ふつうのおっさんが更新頻度少なめでやってます。
私も厚労省の医師から「予防接種はしない方がいい。俺は受けたことない。お金払って受けるなんて信じられない」と聞いたことがあります。検診も予防接種も医師や厚労省の話を鵜呑みにせず医療ビジネスの巨大利権の視点から検証が必要。それが医療ジャーナリズムの役割なのですが現実はPRばかり。 https://t.co/IDZrhCSYv5— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年1月20日
厚生労働省はこのほど、医道審議会・保健師助産師看護師分科会の看護倫理部会の答申を踏まえ、看護職24人の行政処分を決めた。このうち、強制わいせつなどで有罪が確定している3人が免許取り消しとなった。処分は31日に発効する。
埼玉県の男性(26)が植物状態となったのは、たんの吸引中の医療ミスが原因だとして、男性と両親が千葉大医学部付属病院(千葉市)側に約3億2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(佐藤哲治裁判長)は10日、病院側に約1億5300万円の支払いを命じた。 (略)
判決によると、頭蓋骨に先天性の疾患を抱えていた男性は2012年8月、同病院で顎の骨を切断する手術を行い、気管切開の処置を受けた。手術から4日後、看護師2人がたんを吸引中、チューブが詰まった状態となり、男性は低酸素脳症に陥り、意識障害の後遺症を負った。原告側によると、現在も寝たきりで、意思疎通ができないという。医療ミスで植物状態 千葉大に1.5億円の賠償命令判決
訴訟で病院側は「チューブが詰まったことと看護師の作業には関係がない」と主張したが、判決は「看護師は、表情を観察したり呼吸が苦しくないか尋ねたりする義務を怠った」と判断。「異常に気づき、吸引を中止するなどすれば、救命処置が可能だった」と結論付け、病院側の責任を認めた。
千葉大医学部付属病院(千葉市)で形成外科手術を受けた埼玉県の男性(26)と両親が、術後の処置のミスで重い障害を負ったとして千葉大に約3億2千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、東京地裁であった。
佐藤哲治裁判長は看護師の注意義務違反を認め、約1億5千万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は2012年8月、上あごと下あごのズレを矯正する手術を受けた。この際、気管を切開して呼吸用チューブを取り付けられたが、手術の4日後、チューブにたんが詰まって窒息状態になった。異変に気づいた女性看護師2人が5分ほど吸引したが改善せず、低酸素脳症による意識障害になった。 判決は、看護師が呼吸の回数や脈拍を確認する義務があったにもかかわらず、男性の様子を十分に把握していなかったと指摘。医師を呼ばずに吸引を続けたのも不適切で、「早く処置をしていれば障害は生じなかった」と認定した。
そもそも,なぜ気管切開患者は,痰詰まりで窒息するのでしょうか?気管切開とは,気管に孔を空けカニューレと呼ばれる管を挿入し気道確保する方法です。
重度意識障害で長期間人工呼吸管理が必要な場合の他,喉の炎症や術後など気道が狭くなって気道閉塞の危険性がある時,気道を確保するため一時的に置かれることがあります。
カニューレを付けると普段痰の出ない人でも痰が増えますが,気管切開をすると自分で痰を喀出できなくなるため,痰の排出は看護師さんに委ねられます。
医師や看護師の認識不足から適切な呼吸管理がなされず,痰による窒息事故が後を絶ちません。
大阪市北区の歯科医院で歯のエックス線撮影を資格のない歯科助手らにさせた疑いで、医師ら11人が書類送検されることが分かりました。
診療放射線技師法違反の疑いで書類送検されるのは「ザ・ホワイトデンタルクリニック大阪院」の歯科医師4人と助手などのあわせて11人です。
この医院ではおととし6月から資格の無い歯科助手らが患者の歯のエックス線撮影をした疑いがもたれています。去年2月に「歯科助手によるレントゲン撮影が常態化している」と警察に通報があったことから事件が発覚しました。
警察によると3年前から1800人以上がエックス線撮影を受けたとみられますが、健康被害は確認されていないということです。
調べに対し歯科医師の2人は「撮影を指示したことはありません」と容疑を否認していますが、歯科助手4人は全員容疑を認めています。
X線撮影は人体に影響を与える恐れがあり、診療放射線技師法で医師や歯科医、診療放射線技師でなければ実施できないとしている。生活環境課によると、4人は2017年6月~18年5月、無資格の歯科助手とカウンセラーに指示し、20~50代男女12人に放射線を照射させた疑いがある。歯科助手4人とカウンセラー3人も同法違反容疑で書類送検された。同院の事務代行会社は「担当者が不在」としている。
同医院は、美容目的で歯を白くする「ホワイトニング」や歯列矯正などを主に実施する美容歯科。捜査関係者によると、歯科医数人は一昨年から昨年の間、患者の歯のエックス線撮影を無資格の従業員や歯科助手に行わせ、従業員らは実施した疑いがある。
エックス線撮影は人体に影響を与える恐れがあり、診療放射線技師法で、医師と歯科医、国家資格の「診療放射線技師」だけが実施できると規定されている。
同医院の担当者は取材に対し、「答えられない」としている。
ザ・ホワイトデンタルクリニック大阪院
大阪駅から徒歩3分。東梅田からもすぐの場所にあります。関西地区で歯科治療をお考えの方はアクセスが便利な当院へ。
https://www.biyou-dental.com/clinic/
2018年9月に看護師と介護士を対象とした実態調査を行ったのは、医療と介護の業界に強みを持つ求人サイト「コメディカルドットコム」を運営しているセカンドラボである。医療患者や介護サービス利用者からハラスメントを受けた事があるか否かについて職員にアンケートを取った結果、看護師と介護士のそれぞれ8割があると回答した。受けた事のあるハラスメントの内容については、セクハラが双方とも6割以上にのぼっている。暴力に関しては看護師が約6割、介護士の場合は約7割もの職員があると答えた。
(略)
病院の患者や介護サービス利用者には当然ながら様々な人がいる。中には精神疾患や認知症を患っている相手もいるため、職員達の中にも仕方のない事として理解を示し、患者の行動を受け止めようとしている人は多い。だがたとえ頭では理解できたとしても、実際にハラスメントを受ければ精神的身体的なダメージを受ける事はなかなか避けられないはずだ。実際に看護師の約8割、介護士の約7割については、患者や利用者から受けるハラスメントに対してストレスを抱えていると答えた。
2025年問題が間近に迫り、医療介護業界におけるハラスメント対策は、人材の定着には欠かせないことである。実際、介護業界においては、精神疾患や認知症ではない利用者に対して、「ハラスメントをサービス提供中止の正当な理由とすべき」という意見もあり、今後、社会的な啓蒙活動など患者・利用者側のハラスメントに対する意識改革が必要だろう。
日本が超高齢化社会を迎え、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念される問題。厚生労働省によると、2025年には75歳以上の後期高齢者の全人口に対する割合が18%を超え、65歳以上の前期高齢者を含めた高齢者の割合は30%を超える。さらに2050年代以降、高齢化社会がピークに至り、人口の39%以上が65歳以上の高齢者になると予測されている。超高齢化に伴い、医療費が増加するだけでなく、介護医療従事者の人手不足なども社会問題となることが指摘されている。