2019年1月11日

千葉大病院 看護師ミスで後遺症、賠償命令 1億5千万円賠償命令

たん吸引ミスで26歳男性が植物状態、千葉大病院に1億5千万円賠償命令 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190111-OYTET50008/
埼玉県の男性(26)が植物状態となったのは、たんの吸引中の医療ミスが原因だとして、男性と両親が千葉大医学部付属病院(千葉市)側に約3億2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(佐藤哲治裁判長)は10日、病院側に約1億5300万円の支払いを命じた。 (略)
判決によると、頭蓋骨に先天性の疾患を抱えていた男性は2012年8月、同病院で顎の骨を切断する手術を行い、気管切開の処置を受けた。手術から4日後、看護師2人がたんを吸引中、チューブが詰まった状態となり、男性は低酸素脳症に陥り、意識障害の後遺症を負った。原告側によると、現在も寝たきりで、意思疎通ができないという。
 訴訟で病院側は「チューブが詰まったことと看護師の作業には関係がない」と主張したが、判決は「看護師は、表情を観察したり呼吸が苦しくないか尋ねたりする義務を怠った」と判断。「異常に気づき、吸引を中止するなどすれば、救命処置が可能だった」と結論付け、病院側の責任を認めた。
医療ミスで植物状態 千葉大に1.5億円の賠償命令判決
http://news.livedoor.com/article/detail/15855712/
千葉大医学部付属病院(千葉市)で形成外科手術を受けた埼玉県の男性(26)と両親が、術後の処置のミスで重い障害を負ったとして千葉大に約3億2千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、東京地裁であった。
 佐藤哲治裁判長は看護師の注意義務違反を認め、約1億5千万円の支払いを命じた。
 判決によると、男性は2012年8月、上あごと下あごのズレを矯正する手術を受けた。この際、気管を切開して呼吸用チューブを取り付けられたが、手術の4日後、チューブにたんが詰まって窒息状態になった。異変に気づいた女性看護師2人が5分ほど吸引したが改善せず、低酸素脳症による意識障害になった。 判決は、看護師が呼吸の回数や脈拍を確認する義務があったにもかかわらず、男性の様子を十分に把握していなかったと指摘。医師を呼ばずに吸引を続けたのも不適切で、「早く処置をしていれば障害は生じなかった」と認定した。
 

なぜ痰詰まりで窒息するの?


http://www.iryoukago-bengo.jp/article/15613691.html
そもそも,なぜ気管切開患者は,痰詰まりで窒息するのでしょうか?
気管切開とは,気管に孔を空けカニューレと呼ばれる管を挿入し気道確保する方法です。
重度意識障害で長期間人工呼吸管理が必要な場合の他,喉の炎症や術後など気道が狭くなって気道閉塞の危険性がある時,気道を確保するため一時的に置かれることがあります。
カニューレを付けると普段痰の出ない人でも痰が増えますが,気管切開をすると自分で痰を喀出できなくなるため,痰の排出は看護師さんに委ねられます。
医師や看護師の認識不足から適切な呼吸管理がなされず,痰による窒息事故が後を絶ちません。

2019年1月10日

大阪市北区のザ・ホワイトデンタルクリニック大阪院 診療放射線技師法違反!


『歯科助手』にレントゲン撮影させていた 無資格撮影で歯科医ら11人を書類送検
https://www.fnn.jp/posts/2019010912135501KTV
大阪市北区の歯科医院で歯のエックス線撮影を資格のない歯科助手らにさせた疑いで、医師ら11人が書類送検されることが分かりました。
診療放射線技師法違反の疑いで書類送検されるのは「ザ・ホワイトデンタルクリニック大阪院」の歯科医師4人と助手などのあわせて11人です。
この医院ではおととし6月から資格の無い歯科助手らが患者の歯のエックス線撮影をした疑いがもたれています。去年2月に「歯科助手によるレントゲン撮影が常態化している」と警察に通報があったことから事件が発覚しました。
警察によると3年前から1800人以上がエックス線撮影を受けたとみられますが、健康被害は確認されていないということです。
調べに対し歯科医師の2人は「撮影を指示したことはありません」と容疑を否認していますが、歯科助手4人は全員容疑を認めています。

歯科助手に無資格検査させた疑い 歯科医4人を書類送検
https://www.asahi.com/articles/ASM1935RQM19PTIL00K.html

X線撮影は人体に影響を与える恐れがあり、診療放射線技師法で医師や歯科医、診療放射線技師でなければ実施できないとしている。生活環境課によると、4人は2017年6月~18年5月、無資格の歯科助手とカウンセラーに指示し、20~50代男女12人に放射線を照射させた疑いがある。歯科助手4人とカウンセラー3人も同法違反容疑で書類送検された。同院の事務代行会社は「担当者が不在」としている。


歯のX線、無資格撮影…容疑で歯科医ら書類送検へ
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190109-OYTET50005/
同医院は、美容目的で歯を白くする「ホワイトニング」や歯列矯正などを主に実施する美容歯科。捜査関係者によると、歯科医数人は一昨年から昨年の間、患者の歯のエックス線撮影を無資格の従業員や歯科助手に行わせ、従業員らは実施した疑いがある。
 エックス線撮影は人体に影響を与える恐れがあり、診療放射線技師法で、医師と歯科医、国家資格の「診療放射線技師」だけが実施できると規定されている。
 同医院の担当者は取材に対し、「答えられない」としている。

ザ・ホワイトデンタルクリニック大阪院
大阪駅から徒歩3分。東梅田からもすぐの場所にあります。関西地区で歯科治療をお考えの方はアクセスが便利な当院へ。
https://www.biyou-dental.com/clinic/ 


2019年1月9日

看護師・介護士の8割が患者・利用者から 「ハラスメント被害」 2025年問題からも最重要課題だ!


患者からのハラスメント 医療業界が抱えるストレス
https://www.zaikei.co.jp/article/20181217/484310.html
 2018年9月に看護師と介護士を対象とした実態調査を行ったのは、医療と介護の業界に強みを持つ求人サイト「コメディカルドットコム」を運営しているセカンドラボである。医療患者や介護サービス利用者からハラスメントを受けた事があるか否かについて職員にアンケートを取った結果、看護師と介護士のそれぞれ8割があると回答した。受けた事のあるハラスメントの内容については、セクハラが双方とも6割以上にのぼっている。暴力に関しては看護師が約6割、介護士の場合は約7割もの職員があると答えた。
(略)
 病院の患者や介護サービス利用者には当然ながら様々な人がいる。中には精神疾患や認知症を患っている相手もいるため、職員達の中にも仕方のない事として理解を示し、患者の行動を受け止めようとしている人は多い。だがたとえ頭では理解できたとしても、実際にハラスメントを受ければ精神的身体的なダメージを受ける事はなかなか避けられないはずだ。実際に看護師の約8割、介護士の約7割については、患者や利用者から受けるハラスメントに対してストレスを抱えていると答えた。

看護師・介護士の8割が患者・利用者から 「ハラスメント被害がある」と回答  原因は患者・利用者の性格の問題や職業への軽視が過半数を占める
2018年10月17日
https://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CATP2018168506.html

2025年問題が間近に迫り、医療介護業界におけるハラスメント対策は、人材の定着には欠かせないことである。実際、介護業界においては、精神疾患や認知症ではない利用者に対して、「ハラスメントをサービス提供中止の正当な理由とすべき」という意見もあり、今後、社会的な啓蒙活動など患者・利用者側のハラスメントに対する意識改革が必要だろう。


【2025年問題とは】
日本が超高齢化社会を迎え、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念される問題。厚生労働省によると、2025年には75歳以上の後期高齢者の全人口に対する割合が18%を超え、65歳以上の前期高齢者を含めた高齢者の割合は30%を超える。さらに2050年代以降、高齢化社会がピークに至り、人口の39%以上が65歳以上の高齢者になると予測されている。超高齢化に伴い、医療費が増加するだけでなく、介護医療従事者の人手不足なども社会問題となることが指摘されている。

2018年12月16日

[甲状腺がん]南相馬市 大山弘一市議が放射能デマを拡散するが 市立総合病院 澤野豊明氏が明確に否定!

南相馬の患者データ〜裁判で証拠提出へ
投稿者: ourplanet 投稿日時: 金, 10/12/2018
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2315

福島県在住の小・中学生らが、年間1ミリシーベルトを下回る地域での教育を求めて、福島県や福島市などの市町村を訴えている裁判(通称、子ども脱被曝裁判)で、原告側弁護団が被曝影響を示す証拠として、南相馬市立総合病院の患者数データを提出することがわかった。16日に開かれる第16回目の口頭弁論で福島地裁に提出する。 提出するのは、南相馬市立総合病院の事務課が作成し、同市議会議員の大山弘一議員に提供したがんや生活習慣病の患者数推移。被曝影響との関係が強いとされる甲状腺がんは、2010年には1人だったが2017年には29人に増加。また骨髄性白血病は、2010年の3人から、2017年には28人へと増加している。
(略)同データは、南相馬市議会議員の大山弘一議員の資料請求に基づき、南相馬市立総合病院事務課が、レセプトデータをもとにまとめたもの。大山議員は、同病院血液内科で週1回診察を行なっている福島医大の坪倉正治医師が、避難生活で糖尿病が増加しているとする論文を発表していることを受け、9月の市議会の一般質問で、市立病院の他の疾病動向について質問していた。
放射能 デマ 放射脳 福島 大山弘一

2018年11月24日

第4回プリンセス駅伝 岩谷産業 飯田怜選手   「走行不能となった場合は、中止させる」の文言が明記される

10月21日に行われた女子駅伝で3位を走っていた岩谷産業の2走者「飯田玲」選手が転倒。

右脛骨折しながら、四つん這いになりながらもタスキをつないだ!

しかし この件に関して 賛否両論 感動したという声もあれば、棄権すべきだとする意見もあった

審判員判断で「中止」文言明記、四つんばい事例受け
11/24(土)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00401924-nksports-spo

全日本実業団対抗女子駅伝(略)監督会議が24日、仙台市内で行われた。
本大会では本人に続行の意思があったとしても審判員の判断で「走行不能となった場合は、中止させる」との文言が明記され、同会議で確認された。
10月の予選会では岩谷産業の第2区を走った選手が中継所まで残り約200メートルで、走ることができなくなり、四つんばいになりながら、タスキを渡した。感動の声も上がった一方、選手生命などの面から批判も相次いでいた。

2018年11月22日

東京五輪 大会ボランティアの応募者が目標の8万人を上回る しかし、、




東京五輪 大会ボランティアの応募者が目標の8万人を上回った!
しかし 意外な事になっている

東京五輪ボランティア、外国籍が応募者44%占める
2018年11月22日
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201811220000163.html

2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は21日、大会ボランティアの応募者が20日午前9時までに目標の8万人を上回る8万1035人になったと発表した。応募者の男女比、年齢層など内訳も公表。女性が全体の60%で、30代が最も多く32%だった。 
特徴的なのは日本国籍外の応募者が多いこと。日本国籍56%に対し、44%にものぼった。日本国内での募集とともに、国際オリンピック委員会(IOC)などが世界的に呼びかけたためで、組織委の武藤敏郎事務総長は「特に国の偏りはなかった。意欲があれば国籍は問わない」と話した。
これまで「12月」とされていた締め切りは、12月21日午後5時に設定。募集開始が遅れた視覚障がい者については来年1月18日午後5時までとなった。活動分野では「移動サポート」が目安とする人数に足りず、活動場所では「静岡」が少なかった。締め切りまでの1カ月で説明会などを開き、さらに応募者を募る。

2018年11月16日

携帯型充電器「モバイルバッテリー」の使い方と購入の注意点


海外では携帯型充電器「モバイルバッテリー」を「POWERE-BANK(パワーバンク)」と言う場合が多いようですが、日本ではモバイルバッテリーという呼び方が定着しています。

外出先で、スマートフォンのバッテリーが切れても、モバイルバッテリーを携帯しておけば、いつでも充電が可能です。
*最近は停電や災害時などの電源が確保の意味でも重要視されていますね



モバイルバッテリーの種類について


モバイルバッテリーには、充電して繰り返し使える充電式バッテリーを内蔵したタイプと、乾電池を入れ替えて使用する乾電池タイプがあります。
この記事で取り上げるものは 充電式リチウムイオンバッテリーを内蔵したタイプです